2013年11月29日金曜日

25. シュリムアップ

25. シュリムアップ  

朝5.50
よそ行きの顔をしている。早朝であるにも関わらず、おびただしい数の観光客がカメラを構えて群がっている。確かに、でかい。

想像してた通り、it's beautiful というお決まりの中学生英語が飛び交う。
マジックアワーはもう過ぎてしまった。今日も蒸し暑い天気になりそうな予感がする。

中には、途中までしか入れなかった。中で何かセレモニーでもやってるのか?とガイドに質問しても、中には入れない。8時まで待ての一点張りだった。興味本位で聞いてるんだ、教えてくれと言って食い下がったが、いよいよソッポを向かれてしまった。


アンコールワットは、石で出来ていて、中はとても涼しかった。壁には装飾が施してあったが、未完成なものが多かった。奥行き1センチ、しっかり掘ってあるものもあれば、下掘りだけの壁も多々あった。

ふと、あなたはアンコールワットで何を学びましたか?という質問が浮かんで来た。
少し混乱した。

これらの石は何処から持ってきたのだろう。石は不揃いで、通路の石畳は、運んだ後だろうか、無数の穴が空いている。
彫刻は崩れ、数珠かソロバンの玉の様な石の柱は、空き歯の様に抜けていた。
全体的に、建設途中という感じだ。
その他にも、いくつか遺跡を見た。石のように堅い木の根が寺院をすっぽり包み込んでいるところ。本当に、恐竜の尻尾のように立派な木だ。木が成長するにつれ、寺院は崩れ、寺院のふもとは瓦礫だらけだった。これが風化か。と、少し興奮したが、照り付ける日差しと観光客の群れが水をさした。
かつての王がナーガの化身と毎晩交わったと言われる建物も見た。とても、こんな急勾配のところに登る必要性はないだろう。

その他、色々だ。クメール文化というのは、代々ヒンドゥーだ。だが、今は中に仏陀が祀られている。寺を取り囲む壁はヒンドゥーの神話に満ちているのに、脳みそが仏陀なんて不思議だ。

相場の2倍ほどするレストランで食事をした。トゥクトゥクのドライバーが勝手に決めた。コミッションを貰っているのだろう、えらく高い。
プノンペンまでのバス予約の際も、高い代理店に連れて行かれた。断ったら、不機嫌になった。根本的なところで分かり合えないな、これは。
宿に帰り、料金を払うと足早に帰って行った。別れ際の握手がよそよそしい。

昼過ぎ。日本人宿なので豊富な日本食のメニューがある。蕎麦を食べた。ずっと漫画を読んでいた。新宿を舞台にした暴力的なやつだ。

その後、日本人3人で食事に出かけ、帰ってきて、漫画の続きを読んだ。
日本人大学生は、トゥクトゥクのドライバーと友達になったらしい。楽しんでいる。

この宿にきて、本が増えた。荷物がどんどん重くなる。

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