2013年11月29日金曜日

14. ルアンプラバン

14日目 ルアンプラバン

それがフェアかどうか。確かめてから行動すべし。ブルガリア人の言葉。

朝5時半に起きる。
托鉢、パフォーマンス、裸足、
They said it is so cool!

観光客がいるときは、息を止めているんじゃないかっていうぐらいよそ行きの顔をしているが、早朝の寺は、閑散としていて、木々の放出する生ぬるいこな空気によって霞んだ背景が石造りの塔を浮かび上がらせる。昨日のぼった寺へ。早朝は良い気分。

まだ受付は準備中だったが、我々が着くと、さぁ、やりますかね。といった調子で腹の前でパンと手を鳴らし、しかめつらで20000を受け取った。

山頂までの道中、アレックスはたくさん写真を撮っていた。山頂に着くなり、メコン川に向かって瞑想を始めた。

景色は昨日とは比べものにならないほど美しかった。朝靄が町を覆い、霞んだ山々の雲と空。町からは犬や鶏、雀の安いエンジンが小学校のブラスバンド部の様に、けたたましく朝を告げる。


この寺には門がない。恐竜の首のような樹木の葉が丘を覆うのみだ。
城としては機能していなかっただろう。木々の育ち具合は、見事。容赦ない。

歯医者いった。50ドル。消毒して、なんか詰めてもらって、特殊な光で固める。一安心。歯医者のおじさんは優しい。とても空いていた。ラオス人はめったに歯医者にかからないのだ。フルーツやら、健康的な暮らしのおかげだろうか。

明日のバスを予約し、ゲストハウスで昼寝をする。3時間強眠ってしまった。
お腹が空いたので中心部へ。焼きそばの気分だったが、適当な店が見当たらなかったので、リッチなレストランへ。

目の前には、なんかよくわからんが、役所らしき建物。鎌と槌の赤い旗が、国旗の隣でたなびいている。

ラオスでビジネスをするなら、スクーターのインポートか、製造販売だなぁ。

オムレツにはディルが入っていた。きゅうりとトマトのスライス。
焼きそばは、麺が伸び切っていて、救い様のない美味しくなさ。冷凍食品のスパゲッティに似ている。醤油とこしょうをふんだんにかけて食べる。
飯時ではない上にスタッフが多すぎるからだろうか、サービスは悪い。


春巻きは、よく分からんが、こっちのハーブの味。ピーナッツも。この香りにもだんだん慣れて来た。少し嬉しい。これが度重なると故郷がもう一つ増える気持ちになるのだろう。

旅。どうしようか。

なんとも、観光の下見のような感じがしてしまう。

ボルネオ
Four though and island 

旅する漫画家

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