ガイジンのすることは何でも大体許される。
小綺麗な服を着たポニーテールのアラサーが、シャレオツな空気に惹かれて集まって、ガイジンにウインクされる。
ヒガミの込もった大きな目で睨むのが、僕だ。
興味がなければコミュニケーションも無い。
ナンセンス!
コミュニケーションなどは、地下のネットワークによって8割は満たされ、街を歩いた時点でほぼほぼ完結しているのだ。
興味の土壌、水田、栄養の源は、もう雲の中なのだ。
目にしがみつく液晶は、脳を離さない!
そのイメージのパワーたるや!
囲い込みから逃れあるいはあぶれた者はフラストレーションを溜め、泥袋の沼から何を吐き出すのだろうか。
武器も産まれよう、優しさも産まれよう。
忘れられ、見られなくなった者の反逆の声は、不協和音の極みである。
僕らはみんな繋がっているんだ。好むと好まざるに関わらず。コードによって。