2013年12月31日火曜日

80. イスタンブール

80. イスタンブール
朝6時に目が覚めた。左の足の付け根が痛む。関節痛か。関節に神経が絡まったような痛み。
外はまだ暗く、寒そうだった。ドミトリーだから、早起きしても何もできない。誰も起きてない。とりあえず、小便をして、再び布団に潜り込む。風邪は悪化したようにみえる。抗生物質はもうない。参ったな。とりあえず寝る。
3時間ほどで目が覚めた。
シャワーを浴びた。熱くなったり冷たくなったり、いちいち気を遣わせるシャワーだった。ホテルのタオル(有料)を勝手に使った。9時、朝食を食べに一階のロビーへ向かった。今日はコーンフレークがなかった。
食欲はなかったが、噛んで飲み込んだ。
チェックアウトぎりぎりまで部屋で横になった。気分がすぐれない。チェックアウト後も、ロビーでじっとしていた。宿の男、フェデリコは、how are you?を繰り返した。風邪気味だって言ってんのに。黙ってレッドブルを飲んだ。
8リラで風邪薬を買い、飲んだ。屋上で横になった。浅い角度で日差しが射し込んで、さほど寒くはなかった。猫の小便の臭いがした。枕代わりの座布団が臭うようだ。やれやれ。2時間ほどじっとしていた。
目をつぶる、脳が回るような感覚が襲ってきた。薬が効いているのだろうか。
汗をかいて、少し良くなったような感覚がしたので、町へでた。
文房具屋で、ペンを二本買い、おすすめのレストランを聞いた。安くてうまいところは庶民が知っているのだ。宿の周辺にひしめくレストランは美味しいのだろうが、観光客向けで高い。彼が教えてくれたレストランで4リラの豆スープと、7リラのサラダバイキングを頼んだ。肉厚なバケットを豆スープに漬けたり、ピクルスやオリーブを齧ったりして、美味しくいただいた。サラダのお代わりをしたら、7リラ追加された。どうやらお代わり自由ではないらしい。失敗した。
帰りに砂糖の入っていない飲むヨーグルト、アイランを飲んだ。
8:30のバスでブルガリアに行く。
宿からバスターミナルまでは電車で一時間。電車はぎゅうぎゅうだった。
バスターミナルは広く、10何台もバスが停まっていた。バスは快適そのもの。金髪のフランス人のおばさんはよく働くし、テレビもついていて、飛行機の中みたいだ。Wi-Fiもある。おばさんが、アンコーフィオァチー。と言ってきて可愛かった。
00:02寒い。
国境だ。8℃だ。出国のスタンプが押され、さて、入国かと思いきや、免税だ。やれやれ。寒いのにバスから出てしまった。
トルコ人のおっさんが煙草をいくつもカートン買いしている。トルコ人はハゲてる。

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