2013年12月31日火曜日

67. ヴィパッサナ

67. ヴィパッサナ
そして、次の日。
朝の瞑想。
あさめし。
種をまき。庭のさんぽ。
感傷的になりながら、散歩。くじゃくが恋しかったり、ほこりだらけのベッドが恋しかったり、何もかもが恋しかった。終わったのだ。
やど。
トニーと挨拶。頼んでいた石を受け取る。彼は上機嫌だ。話したがりだ。きいてあげた。
チャイ。
A氏とデリーまでの列車のチケットをとり、パールパレスに宿を変えた。Aは、美味しそうにスプライトを飲んだ。あんなに恋しかったのに、いざ飲んでみるとあまり美味しくないなぁ。とトボけた笑みを見せた。
宿で紅茶を飲んだ。Aは喜んだ。たばこを一服、二服。新鮮な気分だった。
頭が、ぼんやり。ぼんやりしていた。
屋上のレストランで、飯を食べた。クリームブリュレが美味しかった。薄いべっこう飴を乗せた柔らかいプリンだった。
Aがおごってくれた。私は、天ぷらのようなものとごはん。Aは、チキンカレーを食べた。チキンカレーは殺人的な塩加減に感じた。ヴィパッサナの薄い味付けが懐かしくなった。
昼に町を少し歩き、少し瞑想をし、一日中のんびり過ごした。
町は、たくさんの情報で溢れまくっていた。疲れて眠くなった。宝石屋は休みだった。
マウンテンデューを飲んでみた。甘い!余計に喉が乾いた。
宿に戻り、お茶を飲もうと屋上に行ってみると、ヴィパッサナ仲間がいた。
楽しく話した。少しビールも貰った。完璧に幸せだった。多幸感だ。
アニッチャー。身内ネタで盛り上がった。
語る。まくしたてるように語る。
ひたすら語った。
睡眠時間を削って瞑想をする。
すると、生活はクリアになり、苦しみがなくなる。
惰眠を貪るか、瞑想をするか。
それをするだけで、未来の10年間が苦痛に変わるかクリアに変わるかが、左右される。
ねむい。今日は食べ過ぎた。


0 件のコメント:

コメントを投稿