46. カトマンズ
ビシュヌゲストハウス。クミコゲストハウス。
ヴィパッサナ、ダラムサラ
8時に目が覚める。I氏が起こしにきた、屋上でコーヒーを淹れる。
コーヒー屋に行き、帰りがけに日本食を食べる。
屋上で再びコーヒーを淹れ、悪い大人たちと話す。
気がつけば12時。
思えば、大体ずっとI氏といた。彼の話、表現、人間観察はとても面白い。
...
空港へ。
Fuck
再びゲストハウスへ。
ガソリン臭いタクシーで来た道を戻る。
ああ、早く瞑想したい。ダラムサラのヴィパッサナで自分自身と向き合うのだ。
しかし、自分自身とは何だろう。私は今こんなに苛々している。自分自身、核の部分と関係ない場所でのいざこざで、こんなに苛々している。
おそらく、心の乱れは今後、このような感じだろう。
自分のまいた種で問題はおこる。
原因は私である。
要するに、私はあと2日カトマンズだ。
頭を丸めた。
チベット料理で、辛いちゃんぽん麺と野菜揚げギョウザ、ゆで卵二つを食べた。
ベジ。
悪い大人としゃべった。
欲がなくなる。
人間欲がなくては何もできない。という母の口癖を思い出した。
欲、成熟した経済における唯一の種。欲を思い出させるために広告を打ち、欲を創造するために研究開発が行われる。
欲、文明社会の根元。
*この日、私は飛行機に乗れなかったのである。
空港に向かってチェックインを済ませ、さて、出国だという時、VISAが無いことがばれた。
VISA無しで入国出来たから、出る時も平気だろうと高をくくっていたが、ネパールは厳しいんだ!と止められた。
必死で言い訳をした。
出国の時、30ドル払ったのにオフィサーがVISAをくれなかった!彼がインチキしたのだ!俺のせいではない!なんとかしてくれ、飛行機は出てしまう!
泣きついてみたが、駄目だった。ビザセンターにいって、ビザを取って出直して来い。と言われた。
しかし、ここで大人しく引き返す私ではない。トイレに行くふりをして、出国スタンプもないのに、こっそり先のゲートへ進んだ。
放心状態の私をみて、前の外人が驚いて振り向き、re u ok?ときいてきた。yeah im tired actually, im tired.と言うも束の間、ばれた!!!hey why are u standing here?と言われ、奥へ連れていかれた。
ヤバイ、このままじゃgo to jailだ。何とか言い訳をしようと思ったが、とっさに思い付いたセリフがhahhaha i just wanna tryだった。
結果、私のパスポートは没収され、明日センターでVISAを取れと言うことになった。パスポートは、我々がセンターに送る。今日は諦めろということだった。
私の荷物は飛行機に預けてしまったので、それを取りに一階と二階を行ったり来たりした。
その度にオフィサーに止められ、事情を説明しなければならなかった。やれやれ。
タクシーに泣きつき、ゲストハウスへ向かい、チケットの変更をした。25ドルかかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿