2014年1月31日金曜日

103. ロンドン

103. ロンドン
130おろしたポンドがもう20を切っていた。確か銀行には残すところ350ポンド程度。
コーヒーに10
本に10
食べ物に40
移動に30
ホテルに40
納得だ。
コーヒー。底が見えるか見えないか、一センチぐらい。まだ温かく、回すと湯気で白くぼやける。
森の中で協会が目立つように、殺風景な街の歩道の上に切りたての木でできたようなシンプルな横長の腰掛け。エスプレッソルーム。
グレープ、焦がしキャラメル。レモンドロップ。レモンケーキ。マウスフィールやばい。
マンモス。
ゲイシャ。カリタ。お湯を注ぐだけ。1分きっかりの抽出かな?フレーバーが弱い。キャラメリゼの太い味に負けている。冷めてようやく感じられるゲイシャの青リンゴ。しかし、皮ごとかぶりつくような新鮮さはなく、焼いた青リンゴパイのよう。甘く、ボディ。マウスフィールはもう一息欲しい。エイジングが決まらなかったのだろう。味が抜けていた。
TAPグァテマラ。やたらフレーバー。インフュージョンのおかげ!?チョコブラウニーもフワ柔らかトロリ。エスプレッソ。ダブル。とてもとてもフレーバーを感じることができた。すごい。感動的なエスプレッソ。スパイシー。しれっと出しているのが不思議で仕方が無い。
Profr
ナッツ、ナッツ、ナッツ、アーモンド。ホワイトチョコ。
グレープ、ストロベリー。メロンドロップ。
人を感動させる何か。暗闇に浮かぶろうそくの光、厳かに照らされる黒い背景、キリストの絵画。空腹時に食べるパン。コントラスト。
表音文字、英語。広告は必然的に色を帯びる。
クラフトビヤ。ハンドポンプでサーブするIPA。は昨晩のロンドンプライドより格段に美味かった。甘くてフルーツの香りがふんだんに溶け込んでいて、麦とホップだけでつくられているとは思えないほどジューシーでスポーツドリンクのように飲みやすく、かつ身体に染みた。アルコール度数は7.8%と高めで、凍らせたウォッカのようなトロっとした質感が喉を滑り落ちた。
ハーフパイントのリアルエールに含まれたアルコールは、カフェインを取りすぎたために低血圧気味の彼の意識を揺らすのに十分な効果を持ち合わせていた。
+1, sugar addiction
Channel4.com
マテオ。イタリア人。仕事を求めてロンドンへ。28。環境なんちゃらのマスターを持っているが、イタリアの経済がコラプスしたたために公務員の仕事は無いのだという。夢はない。彼と点の決まらないビリヤードをした。キューの先端はガタガタで、玉が酷い方向に飛んでいった。1ポンド。マテオが払った。惨めなゲームだった。
かたや、宿のスタッフたちはロクに仕事もせず、毎日ゲームをして過ごしている。どこから金が湧いてくるのか。勝ち組と負け組の違いを見せつけられた気分がした。
英語が思うように通じない。おかしな発音で早口をまくし立てる彼等に圧倒され、いつにも増してカタコトで喋る。
分からない顔をしてもお構いなしに早口をまくし立てられる。言葉で言ってるんだから、伝わって当たり前という顔をしている。人と人は簡単に分かり合えるという若い勘違いだろうか。あるいは、ただたんに興味がないだけだろう、
旅の意義は、家を持たないこと

0 件のコメント:

コメントを投稿